こんにちはキャンプブロガーのあきのきです。
キャンプで慣れが必要だったりする作業はたくさんますが、その中でも最も寝れが必要な作業の一つである、片付け(撤収作業)についてこの記事では解説していきます。
キャンプの片付け作業は、キャンプを終える悲しさと、前夜の夕食の片付けもあり慣れるまではとても時間がかかります。
- どんな手順で片付ければ効率的か
- 次使いやすいようにするにはどう収納すればいいか
など、知識と慣れも必要になってきます。
この記事では、どうすれば効率的に片付けられるか、風が強い時など、撤収しにくい環境での撤収のコツ等も解説していきます。
目次
撤収スケジュール
撤収スケジュールの一例です。
僕がいつも意識している大体の時間割です。
すがすがしいキャンプの朝は自然にひたりながらのんびりしたいですよね。
しかし、最初のうちはどれくらい時間がかかるかわからないので、余裕をもったスケジュールを組みましょう。
回数を重ねて、自分のペースがわかってきたら、短縮していくようにするといいでしょう。
撤収するときのポイント
撤収するときのポイントを5つに分けて解説していきます。
- ポイント1 撤収の順番
- ポイント2 前夜から片付け始める
- ポイント3 乾燥が必要な物から先に
- ポイント4 使うタイミングでまとめる
順番にみていきましょう。
ポイント1 撤収の順番
最初のポイントは撤収の順番を頭に入れておくことです。
この順番はある程度決まっています。
それは、小さいものから片付けはじめるということです。簡単にまとめると
- 前日の調理器具や食器など
- ランタン
- その他の使わない小物
- テーブル
- テント、タープ
- チェア
この順番が基本です。
自分の持っているギアで小さいものから片付けていきましょう。そうすると、テントなど、大きいものを片付ける時に、邪魔になりません。
もひとつ大切なことがあります。
それは、寝袋やフライシートタープを乾かすことです。
天気にもよりますが、完全に乾くまでには時間がかかります。
なので、寝袋は、外に出して乾かします。
フライシート、タープ等は、内側から叩いて水滴を飛ばしたり、乾きづらいなと思えば、雑巾などで水気を切りましょう。
後で説明しますが、水はテントなどの記事を傷める大きな原因になります。
また、基本は小さいものからと言いましたが、イスは最後まで片付けずに置いておきましょう。
途中で休憩したり、物置にも出来るうえに、片付けも簡単なので、一番最後に片付けましょう。
point2 前夜から片付け始める
最終日の朝は、ゆっくりできません。なので、少しでもゆっくりできるように前の夜から片付け始めるようにします。
ごみをまとめたり、次の日には使わない調理器具や食器、着替えなどを片付けて、すぐにリュックにパッキングできたり、車に詰め込めるようにしておきましょう。
そうすると、次の日の撤収の時間が大幅に短縮できます。
出来なければ、まとめておいたりして片付けやすいように工夫しましょう。
point3 乾燥が必要な物は起きてすぐに
ポイント1でも書きましたが、寝袋やタープなどの乾燥が必要なものは朝起きてすぐに取り掛かりましょう。
寝袋やフライシートは乾かして収納しないとカビが生えたりして、劣化の原因になるので、乾燥は必須です。
乾かす時間が短いと乾いてない状態で収納することになり、家に帰ってから乾燥してまた収納しないといけなくなるので、雨キャンプの時以外は極力、キャンプ場で完結できるように朝起きたらすぐに外に出して乾かすようにしましょう。
乾きづらい時は雑巾を持っていって軽くふいてあげるとはやくかわいて時短になるのでお勧めです。
長く使うためには必要な手入れです。頑張りましょう。
point4 使うタイミングでまとめる
ポイント4は同じタイミングで使うものをまとめて収納していくことです。
次に使うときも楽なうえに、収納するところが決まっているので撤収の時も時間短縮になります。
例えば…
- 設営にいるもの
- ゆっくり過ごす時にいるもの
- 食事の時にいるもの
という感じで使うものをしまう場所を決めておくと、いいですよ。
きまっていないと、どこにしまおうか考えながらすることになるので、収納場所を決めておくことは意外と大切です。
point5 環境が悪い時は一工夫する
風が強い時や、雨が降っている時など環境の悪い時はいつも以上に工夫と慣れが必要になってきます。
風のある時は、タープやテントがとてつもなくしまいにくいです。
風にあおられてゆうことをきいてくれないので、慣れるまで非常に大変です。
そういうときの対策の一つとして、ペグを最後まで外さないことが有効です。
ワンポールテントの場合
半分だけペグを抜いて畳んでその半部を抜いてという風にしていくと、風で飛んでいく心配もありません。一人でも畳みやすくなります。
ドームテントの場合
骨組みを外した後にペグは外さず、どちらか片方だけペグを2つ外し、残っているペグの方へたたんでいくと楽に畳むことが出来ます。
それに加えて、雨が降っているときは、最後にタープを片付けるようにします。
そうすると最後まで屋根がある状態で片付けられるので、比較的濡れずにすみます。
他にも、出来る工夫があるかもしれないので、自分でも試行錯誤してみましょう。
あると便利なアイテム
撤収時にあると便利なアイテムを2つ最後に紹介します。
- 吸水タオル
- 小さなほうき
順番に見ていきましょう。
吸水タオル
タープやテントが乾きにくい時や、乾かないときの応急処置として使えます。
タオルでさっと吹いておくと、乾きやすくなり、短時間で乾燥させることもできます。
また、乾かなかったり、乾かすことを忘れていた時の応急処置としても使えます。
それ以外にも、タオルの役割があるのでキャンプの時には大活躍します。
小さなほうき
これは、テント内の掃除をするときに便利です。
キャンプをしていると、出入りするときに、砂や草がどうしても入ってきてしまいます。
ほっておくと、次使うときに砂利や草、虫の死骸が出てきたりしてがっかりする上に、こすれて最悪、穴が会いたりするので、小さいほうきがあればさっと掃除をすることが出来るのでおすすめです。
まとめ
今回は、キャンプの片付けについて5つのポイントで解説してきました。
キャンプで最も面倒な作業と言えますが、早くできてくると、達成感が感じられます。
キャンプ場では時間制限もあるので、慣れるまでは大変かもしれません。
しかし、回数を重ねると、キレイに素早く片付けることができるので、最初のうちは、頑張って何度も試行錯誤を重ねながらやってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回はこの辺で。
ほな!